12月11日の日記「ぼくこども西へ」その3

前回は臨時ニュースのため予定を変更してお送りしました。

さっそく大阪旅行のレポートに戻りましょう。憧れのアーノルドシュワルツェネッガーとの感動の対面の後、常連さんであるぶばさんファミリーとお会いする約束をしていました。その様子は次回じっくりお届けするとして、今回は銀パークの後半と、翌日の日本最大級水族館見学までを一気にご報告いたします。

これを読めばみなさんも大阪のレジャーを極められるかもしれない!
極められないかもしれない! むしろ極められない可能性大!
だって2か所しか行ってないもん!

というわけでぶばさんたちを見送ったのは午後4時半。ひなさんも昼寝をして充電完了したことだし、宿泊場所もパークのすぐ近くだったので、めったにこられない銀パークを閉園ギリギリまで楽しむことにしました。

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17:00
しめった世界

後半戦のスタートは「しめった世界」。あまり考えずに並んだらこの回が最終だって。あぶないあぶない。大掛かりな劇場型セットで繰り広げられるショーには4歳児も大喜び。ところでこのアトラクションの目玉は、詳しくは書きませんが文字通りしめった世界の体感であることをショーが始まってから知りましたが、僕たちは大丈夫でした。

チェックポイント6 座る場所だな、問題は。
17:45
大火事
次に向かうのは「水」から「火」ということで、優先パスが使える「がんばれ消防士さん」へ。観覧中は建物内の3つのスタジオを移動するのですが、正直4歳児を抱えたままでの移動・観覧はツラい。命がけで市民の生命と安全と財産を守る消防士を讃える啓蒙的な内容でありながら、かつて大阪市消防局にケンカを売った猛火の迫力にひなさんは大変よいリアクションを見せてくれましたが。
チェックポイント7 小さい子を連れていくなら体力勝負だ。

18:15
闇のサメ

火の次は再び水モノ「大きなサメ」。ここで使えるパスは「消防士さん」で使用済みでしたが、それほど待たずにサメ退治ボートに乗船。すっかり日が暮れており、あたりの様子がよくわからないままサメに襲われ、よくわからないままサメは駆除されておりました。このアトラクションはひなさん喜んでましたね。理由はよくわからないのですけど。
チェックポイント8 4歳児はサメは怖くはないらしい。
18:30
スライダー
「ビショビショになりたい方はこちらへ!」という係員の挑発に乗り、白いビーグル犬でおなじみの「米国人こども漫画」エリアにあるウオータースライダーにひなさんと乗ることに。真冬近いこの時期さすがにビショビショは控えめ。狭いチューブの中を猛スピードですべり降りる感覚と現在放映中のウルトラマンの戦闘機出撃シーンをダブらせたらしいひなさん「マックスみたい! マックス!」とかなり場違いに大はしゃぎをしてました。
チェックポイント9 ビショビショ恐るるに足らず

19:00 
子ども宇宙人 

そして最後のパスを使って「子ども宇宙人」のコーナーへ。自転車型の吊り下げ式のライドはなかなか爽快。ひなさんは異常なほどに「わぁー! わぁー!」とハイテンションで騒いでおりましたが、自転車を降りた瞬間「ひなくんは、すこし こわかったんだよ」とそのときの微妙な精神状態をカミングアウトしておりました。
チェックポイント8 本当に怖かったら泣くと思うので大丈夫
19:30 大ファン
まだ時間は大丈夫か? 大丈夫だ! よし、今度はさっき写真撮影で意地悪された「いたずらキツツキのショー」にいけるぞ。米国アニメでは実はいたずらウサギの次に好きなキャラがこのキツツキだ。実物の人間とアニメのキャラとの共演を3Dメガネなしで立体感覚に楽しむことができるショーは小さい子どもにはオススメです。やっぱりいいな、いたずらキツツキは。
チェックポイント10 大好きだ! いたずらキツツキ
20:00
超立体劇場
さて閉園時間迫ってきたし、あとはお土産を買ってホテルに行きましょう。と、みきさんがショップを物色している間に、実は昼間に2時間待ちの表示を見て諦めていた「不細工西洋妖怪」4Dアニメの様子を見に行くと、なんと今なら20分待ちの表示! いける!
ショップのみきさん、ひなさんを急いで呼び寄せるとちょうど入場の時間! 待ち時間なし! 3Dならぬ4Dと謳われている理由はそれぞれ実際にお確かめいただくとして、やっぱり立体はいい。物語の中で未見の「不細工西洋妖怪」について非常に重要なネタバレを見せられてしまった気がするのですが、まあ許してあげます。
チェックポイント11 閉園時間ギリギリまであきらめないで!

 

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そしてお土産を買って、ホテルに向かいます。晩ご飯はゲートを出てすぐにあった日ごろから愛してやまない国産バーガー屋さんでテイクアウトしたのですが、観光客相手だからって手を抜かないでください。ふにゃふにゃのポテトをかじりながらちょっぴり残念な気持ちになりました。

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ホテルは駅に隣接する全日空ホテル。宿泊客が少なくてちょうど空いていたからと、サービスで予約していたものよりグレードの高い最上階近くの部屋に変更してもらえました。夜景もきれいでラッキー。

  

あまり興味はなかったのですが、なんとなく有料テレビの番組表をみていたらアニメ専用チャンネルがラインナップされています。さすがはファミリー向けホテル。しかも0時からは愛してやまない東欧チェコのアニメの特集が組まれているではないですか。「お小遣いで払いますから」とケチで有名なみきさんにお願いして生まれて初めて有料チャンネルスイッチオン! 1日中遊んで心底疲れていたので0時まで待てずに眠ってしまいましたというよくあるパターン。


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翌朝、ホテルのバイキングで朝食をすませて大阪の日本最大級水族館へ(以下、大々水族館と呼びます)。銀パーク付近から大々水族館へは直通の船が出ていて快適な移動。ひなさん、船には初めて乗るみたいな顔をしているけど、キミ、キミ、沖縄で遊覧船に乗ったの覚えてないだろう。
月曜日だけあって大々水族館内は余裕をもって観覧できます。ひなさんも走ったり、座ったり、寝転がったり、抱っこをせがんだりと、実にマイペースで楽しんでおります。マイペースが過ぎます。勘弁してください。

書き忘れていましたが、出発前夜に突然みきさんを指差して「マンボウ!」と叫び、またもや妙な勘のよさを発揮していたひなさんですが、ホンモノのマンボウを見たリアクションはまあ、普通でした。一番のお気に入りは巨大エイで、その翼を広げたような形態を現在放送中のウルトラマンに出てくる戦闘機とダブらせて喜んでおりました。

こうして大々水族館を満喫した後は、お昼ごはんを食べに隣接する大きな観光客向けのマーケットに向かいました。昭和30年代の街の風情を再現した大阪名店街の中から、ひなさんのきまぐれリクエストにより老舗のオムライスをおいしくいただきました。

 

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とまあ、こんなところが1泊2日の大阪旅行の一連の流れでした。
まだ小さく病み上がりだったこともあって、不完全燃焼気味に終わった1年前の東京旅行とは違い、4歳になったひなさんは2日とも心ゆくまで大阪レジャーを楽しむことができたようです。案外気軽に行ける距離だということもわかったし、何度も訪れてみたい場所です。

 

これで終わりじゃないぞよ。もうちょっとだけ続くんじゃ。

(つづく)

 

 

          

 

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