10月21日の日記2 「誕生日の風景」

思い起こせば、去年のひなさんの誕生日は、平日だったけれど休暇をもらって、トイザラス行ってプレゼント買ってから夜は3人でディナー食べるという、なんとも豪華な1日を過ごしたものですが、今年は残業確定で一緒にご飯を食べることすらままなりません。まあ、11月の連休に、9月生まれのかいと君と11月生まれの航ちゃんと、合同誕生日会を開く予定なので、その時に盛大に祝ってあげようという事にはなっています。

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そして、ひなさんの2回目の誕生日の当日。思いのほか仕事が早くキリがついたので(といっても夜の9時だけど)、閉店間際のジャスコに駆け込んで、たった一つだけ残っていたミニデコレーションケーキを買って家に帰りました。


ミニデコレーションケーキ

本当に小さな小さなケーキでしたが、ひなさんはとても喜んでくれました。明かりを消して、2本のろうそくに火を灯して、おぼえたばかりの「ハッピーバースデー」を自分で歌い、ろうそくを吹き消します。


ハッピー・バースデー・トゥ・ユー♪


ふ〜ぅ!

ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち!

ろうそくが上手に吹き消された暗闇に、3人の拍手の音が響きわたります。なんて平和な時間。しかし、部屋の明かりをつけケーキを分けて食べようとテーブルの上をふと見ると、とんでもない光景が僕たちの目に飛び込んできたのです。


あぁっ! 
たった一つのイチゴが!!

 


しかも一口かよ!

とはいえ、もともとひなさんにあげるつもりのイチゴでしたし、部屋の明かりが消えた一瞬の隙に、大切なものが奪われているなんて、古くは快盗ルパンや二十面相、最近では泥棒猫三姉妹や金田一の孫など、これまで物語に中では何度と無く目にしてきたシチュエーションを実際に体験できてちょっとうれしかったりもしました。

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以上、今年のひなさんの誕生日のエピソードはこれだけ。
来週、合同誕生日パーティーではみんなで盛り上がろうね。来年はプレゼントも買ってあげるからね。

 

 

          

 

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