９月２８日「僕の知らないひなさん」

ふりかえってみると、今年の９月で、全く仕事が無かった日は２日だけでした。おかしいなあ。週休２日なのに。３連休や飛び石連休もあったのに。でも、世の中には何日も家に帰ることができないほど忙しい人だっていますから、毎日、自宅で晩ごはんを食べられるだけ、まだ幸せだと思わなければいけないのでしょうね。

と、自分自身を無理やり納得させようとしてみたりして。

さて、そんな休日出勤の日曜日、みきさんとひなさんは親戚のみなさんに誘われてナシ狩りにでかけていきました。あいさんと航平ちゃんも一緒です。ちなみにひげおじさんはお仕事で不参加だったそうです。お互いに大変だね。

　
ナシ畑とナシたち

僕はナシが大好物。だから、このイベントに参加できないことが悔しくて仕方がありません。せめて、写真をたくさんとってきてもらって、その日の思い出を分かち合おうと、みきさんにデジカメを託しました。今回は、その中からひなさんの楽しいナシ狩りのようすを、勝手に想像してお伝えすることにします。

＊わくわくナシ狩りの巻＊ 今日はとってもいい天気！　みんなでナシ狩りに出かけました。なかよしのかいと君とこうへいちゃんも一緒です。 なんだかよくわからないけど、ナシ農家の庭先にはタルだとか、バケツがやたらとたくさんあります。いったい何に使うのかな？ バケツにはときどき水が入ってるのがあって、それを見つめているだけで、ひなさんには笑いがこみ上げてくるのです。理由？　そんなものわかりません。 農園の近くの石垣の前には、低木の茂みがあります。何が面白いのかひなさん、この茂みの向こうに隠れて遠くからこちらの様子をうかがっています。 ナシ狩りの最後は、みんなでテーブルをバンバン叩くのが慣わしです。おばあちゃんも、おじいちゃんも、かいとくんのパパも調子を合わせてバンバンバン♪　ひなさん、とってもうれしそう。今日は１日楽しかったね！

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なんだこりゃ？

やっぱり自分で撮らないと、何があったのかさっぱりわからん！　

大体、ナシ狩りしてないじゃん！

（後でみきさんに確かめたら、この日は最初からナシ狩りの予定はなくて、親戚一同が集まってナシ狩りの出来る農家にナシの買いつけに行く会だったのだそうです。毎年の恒例行事なんだって。変な親戚一同だね）

こんな風に、家族で過ごす時間が少なくなったせいでしょうか。最近、ひなさんがみきさんになつき始めました。「ママ」よりも「パパ」という言葉を先におぼえたほど、パパっ子で名高いひなさんだったのに･･･。

このまま、普通の子どものようにママ大好きなひなさんになってしまうのでしょうか。そして、世の中のお父さんたちの多くと同じように、僕は家庭での居場所を失ってしまうのでしょうか。

ああ、心配で心配で仕方ありません。