沖縄旅行記5「いちゃりばちょ〜で〜」

ちびくる君は沖縄の男の子。ひなさんより一つ年上で、3月に弟のちびまる君が生まれて、お兄ちゃんになったばかりです。

ちびくる君のママはネットを通じて知り合ってからずっと仲良くして下さっている方で、今回、せっかく近くまで旅行することになったのだから、と沖縄に到着した日、最初に訪れた安良波公園で待ち合わせをすることにしたのです。


シャイなちびくるくん
初めて出会ったちびくる君は、とても恥ずかしがりで、ずっとお母さんの後ろに隠れたまま。ざぶざぶと海へ入ってゆくひなさんといっしょに水遊びをしておいで、と促しても照れた笑みを浮かべて遠くから見守るだけ。結局ビーチでは最後までふたりの幼児のカラミはなく、ずっとカメラを構えて仲良し写真を狙っていた大人たちはちょっぴりガッカリでした。

ビーチを離れブルーシールアイスクリームを食べにいっても、ちびくる君は相変わらず照れたまま。目の前の出された巨大アイスクリームもほとんど口にしません。こんなにおいしいのに。一方のひなさんはひなさんで、ひたすらアイス食い続けてるし。

 

風向きが変わったのは、ひなさんがアイスクリームを平らげたあと。おなかが一杯になってようやく余裕ができたらしく、そばにいたちびくる君に積極的な接触を試み始めたかと思ったら、気がつけば2人して「キャーキャー」と叫びながらお店の中を走り回り、床の上を転げ回っているじゃないの。

はるばる愛知県からやってきた幼児は、沖縄のシャイで物静かな幼児を悪の道に引きずり込んでしまったようです。

■     ■     ■     ■


3日目の夜。ふたたびちびくる君たちと待ち合わせ。仕事が終わったばかりのちびくる君のパパも交えて7人でいっしょに沖縄のぜんざいを食べに行きました。

沖縄の夜は遅いという話は聞いてはいましたが、ぜんざい屋さんに到着したのは夜の9時すぎ。さすが沖縄県民のちびくる君はとても元気。またまた見知らぬ場所にきて興奮状態のひなさんは輪をかけて元気。当然のよう2人の幼児による「店内走り回り&床転がり回り合戦」がまたまた始まります。

そんなに元気がいいならと、お店を出たあと地元の公園に行き、ちびくる君とひなさんを広い場所で思う存分遊ばせることにしました。

時計は夜の11時を回っています。
疲れる素振りをみせず、嬌声をあげる2人にご近所迷惑ではないのだろうかと内心ドキドキしてましたが、そこは夜の遅い沖縄の事ですからOKだったのでしょう。多分。ちなみに、ちびくる君のパパは友だちと遊ぶ約束があるとかで、別のお店に出かけていきました。本当に沖縄の夜は遅いんだね。

 
解き放たれた2人の幼児

■     ■     ■     ■

そして、沖縄での最後の日。ちびくる君は空港まで見送りに来てくれました。
結局、広いロビーで搭乗の時間ギリギリまで遊んだ後、ひなさんは機上の幼児となりました。座席で熟睡するひなさんの手には、ちびくる君のママからプレゼントされたちびくる君とおそろいのミニカーが握られていました。

 

沖縄には「いちゃりばちょ〜で〜」という言葉があります。これは「一度会ったらもう兄弟も同然」という意味だそうで、実はちびくる君のママが運営するホームページのタイトルにもなっています。

ひなさんはまだ小さいので、今回の旅行のことはやがて忘れてしまうと思います。でも、もう少し大きくなっておしゃべりができるようになったら、ずっと遠くのまちに兄弟同然の友だちがいること、そして、大のお気に入りになっているミニカーは、その兄弟からプレゼントされたものであることを教えてあげようと思います。

 

沖縄お土産プレゼントの結果発表

ここで、以前募集しました沖縄のお土産争奪お絵かき大会の結果をお知らせします。
個人的に気に入った作品を一つ選ぶ予定でしたが、結局、たくさんの応募作の中から一つだけ絞ることができずに、全部ひなさんに選んでもらうことにしました。


プリントアウトした作品をカードにして
ひなさんが手に取った順番に当選とします。
(ごめんね、こんな選び方で)

《ひなさんに選ばれた作品たち》

第一席 ゴーヤ茶

927様

第二席 海ぶどう


メタコ様

ヒロイモ様
 


第三席 ミミガージャーキー


はるっぺ様

もる様

まりぽん様

ひなさんが選んだ作品の傾向に
微妙な違和感を感じなくもありませんが、
ともあれ、当選したみなさまおめでとうございます。
後ほどメールを送ります。
よろしかったらご住所を教えてくださいね。

 

そんな訳で、沖縄旅行記は今回で最終回です。次回からは通常営業に戻ります。
最後に、旅行計画中から親身になって相談に乗ってくださった上、沖縄滞在中も本当に暖かくおもてなしをしてくださった、ちびくる君のママことこころ★。さんに心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。

本当にありがとうございました。またいつか、きっとお会いしましょう。


 

 

          

 

[PR]動画