沖縄旅行記 2 「1歳児と行く沖縄の旅(中編)」 テーマパーク3連発の心身へのダメージは深く、2日目の夜にはすっかり疲労困憊状態となったみきさんと僕。それなのにひなさんったら、楽しいこと続きですっかりハイになっちまって、深夜までホテルの部屋で大騒ぎしやがって、いいから早く眠ってくれい! しかし、そうこうしているうちに沖縄旅行は早くも後半に突入。気力を振り絞っていろんな所を見て回らなきゃ。何度も言うようだけど、今度はいつこんな旅行ができるかわからないからね!
「bT ムーンビーチ」(9:00)
1日目の浜辺の砂が細かくて気持ちの良かった安良波公園とは違ってこちらの海は、サンゴのかけらがいっぱいで足の裏が痛かったです。ひなさんは、放っておくとそのカケラや小石で遊びだして、海の醍醐味を放棄しようとするので、抱っこして沖に連れて行き、ウレタンボードの上にプカプカさせたりして遊びました。
「bU ホテル探検」(9:00)
この時期さすがに人影少ないパターゴルフ場を抜けて、ビーチに隣接する岩場へ。整備された散策道はダイビングポイントに続いているようでしたが、さすがにひなさんを連れて行くのは危険と判断してUターン。途中ホテルのシンボルの人魚像の横で記念撮影。その間なぜかずっと鼻をつまみ続けるひなさん。美しい姿をしていても所詮は半漁人、生臭いとでも思ったのか、ひなさんよ。 探検を終えて部屋に戻りチェックアウトの準備をしていると、あえて古い表現で言うならバケツをひっくり返したようなとんでもない大雨が降り出しました。うむ、早起きしてビーチに行ったのは正解だったね。
「bW 万座毛」(14:30)
「bX ビオスの丘・らんの里沖縄」(15:00)
ここでは、公園内の人工湖周辺に植えられたランの花を遊覧船から見物するジャングルクルーズがメインイベント。船長さんはTDLのアトラクションのようにユーモアいっぱいのガイドを展開してくれましたが、ひなさんには理解できないわな。ひなさんが一番楽しかったのは、船着場においてあった竹の木琴(竹琴?)を思う存分コロコロ鳴らして遊んだことのようです。 特にランの花に興味があるわけではない僕たちは、船を下りた後は多くの時間を過ごすことなくビオスの丘を後にし、最後の夜を過ごす那覇市街地に向かったのです。
夏らしく甚平に着替えてさっそうと街を歩くひなさん。時折、観光客向けに沖縄民謡をBGMとして流すお店の前を通るたびに、ひょこひょこと踊りだしては、道行く人の笑いを誘います。お土産屋さんに入ったかと思えば、なんだか店のおばさんに懐いて無警戒に抱っこされてるし。ただでさえお調子者だというのに、旅行中に普段とは違った刺激を受け続けたせいでさらに盛り上がってしまい、すっかり歯止めが利かない状態になってしまいました。 大丈夫かひなさん。明日には家に帰るのに、ちゃんと社会復帰できるのか? ● ● ● しまった。2回で終わるつもりだったのに、収まり切らなかった。
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