沖縄旅行記 2 「1歳児と行く沖縄の旅(中編)」

テーマパーク3連発の心身へのダメージは深く、2日目の夜にはすっかり疲労困憊状態となったみきさんと僕。それなのにひなさんったら、楽しいこと続きですっかりハイになっちまって、深夜までホテルの部屋で大騒ぎしやがって、いいから早く眠ってくれい!

しかし、そうこうしているうちに沖縄旅行は早くも後半に突入。気力を振り絞っていろんな所を見て回らなきゃ。何度も言うようだけど、今度はいつこんな旅行ができるかわからないからね!



−3日目(曇のち快晴 ところによりスコール)−

「bT ムーンビーチ」(9:00)
3日目の朝は海水浴。日差しが強くなる前のタイミングを狙って少し早起きして、ホテルのビーチにでかけました。空には雲が多く、体を焼くことを目的としない、と言うよりむしろ焼きたくない僕たちにとっては絶好のコンディションです。

 

  

1日目の浜辺の砂が細かくて気持ちの良かった安良波公園とは違ってこちらの海は、サンゴのかけらがいっぱいで足の裏が痛かったです。ひなさんは、放っておくとそのカケラや小石で遊びだして、海の醍醐味を放棄しようとするので、抱っこして沖に連れて行き、ウレタンボードの上にプカプカさせたりして遊びました。

沖縄ひとくちコラム 3

沖縄の海の日差しは強く、日焼けし過ぎないように着衣のまま泳ぐのが基本だとか。という訳でTシャツ姿でひなさんと沖で遊んでたら、急に深みにはまって溺れかけました。水を吸った衣服が重く、自由にならない体で必死に浜に戻ってひなさんを見ると首から上は全然濡れていません。パニック状態の中、僕は夢中でわが子を守っていたのです。カッコイイ! 近くにいた小学生には笑われてましたが。

 

「bU ホテル探検」(9:00)
予想どおり浜辺遊びにはすぐに飽きてしまったひなさん。まだ、午後の予定もあるので早々に部屋に引き上げました。が、チェックアウトまでしばらく時間に余裕があったので、ホテルの敷地内を探検することにしました。

この時期さすがに人影少ないパターゴルフ場を抜けて、ビーチに隣接する岩場へ。整備された散策道はダイビングポイントに続いているようでしたが、さすがにひなさんを連れて行くのは危険と判断してUターン。途中ホテルのシンボルの人魚像の横で記念撮影。その間なぜかずっと鼻をつまみ続けるひなさん。美しい姿をしていても所詮は半漁人、生臭いとでも思ったのか、ひなさんよ。

探検を終えて部屋に戻りチェックアウトの準備をしていると、あえて古い表現で言うならバケツをひっくり返したようなとんでもない大雨が降り出しました。うむ、早起きしてビーチに行ったのは正解だったね。


「bV お菓子御殿」(14:00)

ホテルで昼食をとり、チェックアウトをしても大雨は降り続きます。仕方なく天候の回復を待たずに出発。しかし、この日から夏休みということもあってか、道路は渋滞、事故も頻発。目的地のお菓子御殿には予定より1時間近く遅れて到着しました。

ここは地元の有名な洋菓子メーカーが経営するお店で、紅芋タルトやサーターアンダギーといったお菓子だけでなく、泡盛、海ぶどう、ゴーヤ茶など沖縄の特産物が勢ぞろいです。退屈していろんな商品にイタズラしようとするひなさんに手を焼きながらも、ここですべてのお土産の調達が完了。

「bW 万座毛」(14:30)
ようやく豪雨もあがったので予定外でしたが絶景の地、万座毛へ。まだ雲が厚く空を覆っていたせいで、海の青さも今ひとつでしたが、周りを見ると観光客はココで写真を撮るのがしきたりのようでしたので、僕たちも申し訳程度に記念撮影してみました。

 

 

「bX ビオスの丘・らんの里沖縄」(15:00)
天気はすっかり回復して、再び沖縄の強烈な太陽が照りつける中、僕たちはビオスの丘に到着しました。ここは美しいランの花をテーマとした自然植物園です。

ここでは、公園内の人工湖周辺に植えられたランの花を遊覧船から見物するジャングルクルーズがメインイベント。船長さんはTDLのアトラクションのようにユーモアいっぱいのガイドを展開してくれましたが、ひなさんには理解できないわな。ひなさんが一番楽しかったのは、船着場においてあった竹の木琴(竹琴?)を思う存分コロコロ鳴らして遊んだことのようです。

特にランの花に興味があるわけではない僕たちは、船を下りた後は多くの時間を過ごすことなくビオスの丘を後にし、最後の夜を過ごす那覇市街地に向かったのです。


「10 那覇市 国際通り」(19:00)

那覇での宿泊はホテル西武オリオン。多くの観光客でにぎわう国際通りに面しているという地の利を生かして、沖縄一の繁華街で夕涼みと洒落こむことにしました。

夏らしく甚平に着替えてさっそうと街を歩くひなさん。時折、観光客向けに沖縄民謡をBGMとして流すお店の前を通るたびに、ひょこひょこと踊りだしては、道行く人の笑いを誘います。お土産屋さんに入ったかと思えば、なんだか店のおばさんに懐いて無警戒に抱っこされてるし。ただでさえお調子者だというのに、旅行中に普段とは違った刺激を受け続けたせいでさらに盛り上がってしまい、すっかり歯止めが利かない状態になってしまいました。

大丈夫かひなさん。明日には家に帰るのに、ちゃんと社会復帰できるのか?

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しまった。2回で終わるつもりだったのに、収まり切らなかった。
すみません、更新頻度を上げてでも8月中には終わりますので、今しばらく沖縄旅行記にお付き合いください。

 

 

 

          

 

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