沖縄旅行記 1 「1歳児と行く沖縄の旅(前編)」

めんそ〜れ! ついにやって来ました沖縄へ!
心配していた飛行機の旅も、出発前にウンチを済ませてくれた時点でほぼ勝利を確信しておりましたが、上空にいる間の2時間もほとんど眠っていてくれたおかげで、思いのほか快適な旅となりました。座席ではずっとひなさんをひざの上で抱っこしたまま。お互いの汗でドロドロになっても満員の機内でウンチされるよりは100万倍マシです

  
ひなさん眠っている間に南のアイランド

今回の旅行では現実世界から逃れるために、遠い場所でのんびりするというのがメインテーマでした。しかし、そこは出不精な僕たちのこと。今度はいつこんな大旅行ができるか分かりません。そう思うといつの間にか4日間の行程にぎっしり予定を詰め込んでしまいました。出不精だけでなく貧乏性な僕たち。

という事で、これから数回にわけて沖縄旅行の様子をご報告していきますが、第1回目は、今回の旅行で訪れた観光地の数々を一気にご紹介することにしましょう。

沖縄ひとくちコラム 1

鉄道のない沖縄旅行での移動はレンタカーがスタンダードなようです。今回は旅行社の手違いで聞いた事もない会社で車を借りることになりましたが、割り当てられたのはナビ付きの新車。本来喜ぶべきところですが、偶然車種もボディカラーもウチの車と同じで、旅行感半減でしたとさ。

 

−1日目(はれ)−

「bP 安良波公園」(18:00)
午後4時に那覇空港に降り立ち、そのままレンタカーで向かったのは2年前にできたばかりという新しいビーチがある安良波公園。

  

細かい砂の心地よい感触を楽しむようにひとしきり砂浜で遊んだあと、ごく自然に海中に足を踏み入れたひなさん。たちまち上半身まで水につかってしまいました。昨年の三重県での海デビューでは、初めて見る海に恐れをなして号泣していた乳児は、1年の歳月を経て一人前の海の男に成長していました(大袈裟)。南の海に夕陽が沈むころ、陸に上がったひなさんの紙おむつは大変なことになっていましたが。

沖縄ひとくちコラム 2

最初の2泊はホテルムーンビーチという、三日月形のプライベートビーチを持つホテル。かつてドラゴンズのキャンプ宿舎になっていて名前を知っていたからという理由だけで選んだホテルですが、今年から阪神の宿舎になったようで、売店にもタイガースコーナーが設けられていました。くそう、ここでも阪神かよ。

 

−2日目(快晴)−

「bQ 美ら海水族館」(12:30)
翌日はホテルから車を飛ばして昨年オープンしたばかりの沖縄美ら海水族館にでかけました。巨大なジンベイザメが泳ぐアクリル水槽は世界一を誇る大迫力です。

  

しかし、到着したのはお昼すぎ。やはり水族館近くの駐車場は満員で、これまでに体験したことのない真夏の熱帯の強烈な日差しの中で、走り回るひなさんを入場口に連れて行くだけで相当エネルギーを消耗してしまいました。巨大なサメを目の当たりにしても、ひなさんあんまり興味なさそうだしさ。ちぇっ。


「bR ナゴパイナップルパーク」(15:00)
沖縄の特産品であるパイナップルのテーマパーク。自動運転のカートにのってのパイナップル畑の見学や、パインワイナリー、パイナップル食べ放題などが売り物です。

  

さして大きな期待はしてなかったのですが、今ふり返るとひなさんが一番喜んだのがココだったような気がします。なにしろ車大好きなひなさんがパインカートのハンドルを自ら握り、思う存分ドライバー気分を満喫できたのですから。それに引き換え、楽しみにしていたパイン食べ放題が、売店内の単なる試食コーナーだったという事実は、僕とみきさんを大いにガッカリさせたものです。


「bS 名護自然動物公園ネオパーク」(16:00)
だいたい、午後だけでテーマパークを3つも回ろうという計画はいかがなものか。閉館時間まであと1時間にせまった名護自然動物公園ネオパークに駆け込みました。

  

ここはネットで覆われた広大な敷地の中にたくさんの南国の鳥たちが放し飼いになっている公園です。映画ジュラシックパークをご覧になった方は、恐竜の代わりに鳥がいるとイメージしてくださいな。人からエサをもらう事に馴染んだ鋭い口ばしを持つ生物に周りを囲まれるのはなかなかの緊張感です。ひなさんは、ガチョウにからまれたり、クジャクから求愛されたりしながら、彼なりに楽しんでいるようすでした。

こうして2日目の予定は無事に完了。ご飯を食べたあとホテルに戻りました。明日の午前はいよいよ本格的な海水浴です。日が落ちてから、散歩をかねてビーチの下見に行きました。つくづく旅行ではのんびりできない家族です。

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やはり、1回では紹介しきれませんね。ということで、次回「1歳児と行く沖縄の旅(後編)」に続きます。果たして夏の間に沖縄旅行記を終えることができるのでしょうか?

 

 

          

 

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