6月22日の日記「帰ってきた小ネタフラッシュ」

フラッシュ1 「はなそうじ」

最近、鼻を掘りはじめたひなさん。行儀のいい姿ではないけど、鼻そうじの手間が省けて楽かもと思っていたある日。何気なくひなさんを見ると、採れたてホヤホヤと思しき、巨大な獲物が指先に。しかも、パクリと食べてしまおうと、大きく口をあけてるじゃないか! 危ない! 慌てて飛びつき、指からブツを強奪。体を反転させてゴミ箱にダッシュしようとした足元にひなさんのおもちゃが。踏んづけて激しく転倒した僕のひざには大きな擦り傷ができてしまいました。考えてみれば、ブツを奪い取った段階で、あとはゆっくり処理をすればよかったのに。この世でこれほど情けないケガはそんなにはないと思います。


フラッシュ2 「ネコ」

ネコを見かけると鳴き声をまねるようになったひなさん。ところが、その鳴きまねが、それはもう尋常でなく上手いのです。
「みゃあぁぁぁあお」
まるで、ネコの霊が乗り移ったかのよう。
「みゃあぁぁぁあお」
生まれてこの方、本物のネコは数えるほどしか見てないのに、どこで覚えたのだろう?
「みゃあぁぁぁあお」
ああ、こんな文字の表現だけでは、この絶妙な鳴きまねの様子は絶対に伝わってないと思う。
「みゃあぁぁぁあお」
本当に上手なのに。みんなに聞いてほしいのに。


フラッシュ3 「うま〜い」

ある日、仕事から帰宅すると、満面の笑みを浮かべたひなさんが「うま〜い!」とお出迎え。どうやら「おいしいもの=うまい」から転じて、「うれしいこと=うまい」と理解してしまった模様。
「こんなときは『うまい』じゃないでしょ?」
と、ひなさんを諭すと、しばし考えた後、
「おいし〜ぃ♪」
教科書どおりの見事なボケっぷりに、ひなさんの非凡な才能を垣間見ることができた一コマでした。だから何の才能だよ。


フラッシュ4 「寝相」

ある夜ふと目を覚ますと、むっくり立ち上がって、部屋の中を歩くひなさんを発見。部屋の隅まで移動したかと思うと、その位置で寝転がり寝息を立て始めました。このところ、ひなさんの寝相がとんでもない事になっている理由がこれで解明された訳ですが、これはもう、寝相が悪いとか、寝ぼけてるとかいうレベルの話ではなく、立派な夢遊病なのではないだろうか? とりあえず、風邪をひいたり、お腹冷やして壊したりという事がないように、せめて布団の範囲内での動きにとどめてほしいのですが。


フラッシュ5 「寝ぼけといえば・・・」

別の夜の話。誰もが熟睡する時間、午前2時。
あああぁぁあぁ!」
いきなり、とんでもない大声で叫ぶみきさん。突然の事にびっくりして飛び起きると、みきさんは、
「夢で・・・ 誰かを驚かそうと思ってたら・・・ 本当に声がでた・・・」
そう言い残し、再びぐっすりと眠ってしまうのでした。僕は驚きで心臓がドキドキして、しばらく眠ることができませんでした。翌朝少々文句を言うと、
「私だって、びっくりして目が覚めんだよ!」
と、まるで被害者のような台詞で居直るみきさん。まあ、そんな人です、みきさんって人は。いいんです。わかってるんです。

そんなわけで、久しぶりに絵日記を書いてみました。もともと絵を描くのは好きだし、最近パソコンで絵を描くコツもつかんできたような気がするので、時にはこんなスタイルもいいかもしれません。
でも、やっぱり大変だったので、もう当分絵日記はやらないと思います。

それでは、またいつか。

 

 

          

 

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