5月18日の日記「お絵かき」

最近、絵を描くという行為に目覚め始めたひなさん。

紙とペンを渡すと何やらよくわからないものを嬉々として描き続けます。僕自身も小さいころから絵が大好きだったので、やはり血は争えないなあと、微笑んでいられたのも一瞬。作品のキャンパスは広告の裏紙という枠を越えて床面や壁に広がり、前衛的な芸術表現に向かって暴走を始めようとするので、とても長時間ペンを持たせておくわけにはいかなくなるのはお約束のとおりです。

そこで、スタイリッシュで絵心があり、なおかつ玩具にも造詣が深いひでちゃん先生監修のもと、手を汚さずにお絵かきを楽しむことができるお絵かきボードをひなさんに買い与えることにしました。

   

なにしろ、紙とペンのときとは違って、描いても描いても誰からも注意されないのがうれしいひなさん。あっという間にお絵かきボードのとりこです。聞けば、先生も小さい頃は同じお絵かきボードに熱中していたのだとか。この調子でひでちゃん先生みたいに絵が上手になるといいね。


ありがとうひでちゃん先生

しかし、僕とて物心がつく前から今に至るまで、授業中であろうが、試験中であろうが、仕事中であろうが、落書きを続けてきた人間としての自負があります。わが子にその腕前を披露したくなるのは人情というもの。何か気を引くようなイラストを描いてやろうとペンをとったときにふと思いました。

しばらく前に「犬=ワンワン」であることを理解し、最近では、アニメや絵本に登場するデフォルメされた犬を見ても「ワンワン」と言うようになったひなさん。果たして僕の描く絵でも犬であることを理解することができるのでしょうか。早速、実験を開始することにしました。


ひなさん、これは何ですか?

ひなさん:「わんわん」


正解。
どうやら想像している以上にひなさんの識別能力は成長しているようです。それでは、引き続き、ひなさんが最近おぼえた言葉をイラストにして、見せてみましょう。

 じゃあひなさん、これは何?
ひなさん:「じょーちょ(蝶々)」《正解》
   

 よしよし。これは?

ひなさん:「ぞ〜ぉさん♪(象さん)」《正解》
   
 これは誰かな?
ひなさん:「ぱんぱんまん(アン○ンマン)」《正解》
   
 じゃあ、これは誰?


 



ノ〜〜ォ!《正解》

よくわかったね、ひなさん! それにしても好きだねペプ○マン。

よく、キャッチボールをしたり、海や山などの自然の中で遊んだりする中で親と子のコミュニケーションを深める姿を見かけますが、ちっちゃな時から落書きばかりしていた根っからインドアな僕としましては、こうして一緒に絵を描くという行為を通して、ひなさんと心をかよわせることができたらいいなと思っています。

そんな地味な行為にひなさんが、何歳まで付き合ってくれるかわかりませんけど。

 

《追記》

ひなさんに絵を描いていて、みきさんに指摘されたこと。
僕の描くアン○ンマンは何だか古い。

古いんじゃなくて、絵本バージョンなの!
やなせ○かし先生はこう描くの!
いいの!!

 

 

          

 

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