4月13日の日記「予感」 みきさんのお母さんはみきさんのお母さんだけあって、明るく愉快で、愛さんのお母さんだけあって面倒見のいい人です。そんな人柄のおかげで、いつも回りには自然とにぎやかに人が集まってくる、そんなお母さんです。 逆にお休みに退屈するのが人一倍寂しいようで、週末には「今なにしてるの?」と電話がかかってきて、一緒にご飯をたべたりします。元来出不精なわが家のこと、このお誘いがなければ、ひなさんが外に出る機会が激減するのは目に見えています。 そんなお義母さんから、今日はちょっと変わったお誘い。 もちろん、ひなさんを連れて行くわけにも行きませんから、誘われているのはどちらか一人。「行っておいで」というみきさんのお言葉に甘えようかと思った、そのとき・・・ ・・・みきさんに行かせろ・・・! 心の奥底で何かが囁きました。
待つこと2時間、みきさんが携帯から連絡をしてきました。 どうやら予感は的中したようです。 ・・・続けさせろ、まだ帰してはいけない・・・! 「こんなチャンス滅多に無いよ! 行けるところまで行くんだ!」
1時間後、出玉を倍にまで増やし、ホクホク顔でみきさんたちは帰ってきました。同じような予感を働かせたのか、実にタイミングよく遊びにやってきたにしやん・あいさん一家も合流して、その夜はみきさんのオゴリで晩御飯をお腹一杯食べましたとさ。 そんでもって、かねてから購入予定でありながら、なかなか踏ん切りがつかなかったみきさんと僕のかばんをスキップしながら買いに行きましたとさ。 ひなさんには、何もなしね。何しろ元手がパチンコだからね。教育上よくないからね。 こんな親でごめんよ、ひなくん。
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