2月16日の日記「絵手紙 前編」

みきさんが絵手紙をはじめてから、もう3年がたちます。きっかけは絵手紙を長年の趣味としているうちの実家の母親から、結婚してすぐに勧められてのこと。こうした誘いに特に抵抗もなく自然に「じゃあ、はじめてみようかな?」と思えるみきさんの性格が、姑と仲良くやっていける最大の秘訣のような気がします。

すぐに専門店にでかけて、決して安くはない画材一式を揃え、みきさんの絵手紙制作の活動が始まりました。


割と高価な画材一式

もともと絵を描くのが好きというわけではないみきさんですが、基本的に妙に小器用なので、すぐにそれなりの作品を描きだしました。


おいしさを
伝えられないのが
残念です

うちの実家から桃が届いたときの作品。たぶんはじめて実際に郵送したデビュー作。


大きさに
びっくり
おいしさに
にっこり

これも、母ちゃんからウリをもらったときのもの。実際にウリに張られていた商標のシール貼ったのがちょっとした工夫です。


こちらは叔母さんの家から草加せんべいをいただいたときのお礼状の試作品。こんがり焼けたしょう油の雰囲気がよく出ているね。



こうしてみると何か食い物をもらってばかりのような気がしますが、実際にそのとおりで、みきさんはもっぱら、もらい物のお礼状に絵手紙を活用しています。お返し&ご機嫌取りの方法として、安上がりかつ効果的な方法になってよかったです。

そんなみきさんにうちの母ちゃんから最近届いた絵葉書がこれ。


今時の嫁さんにしては
素直で甘え上手
こんな貧弱な知恵袋なのに
何でも知りたがる
あなたが自慢です

いつもモノもらってるし、確かに甘え上手だな、この嫁は。
そんな2人のやり取りは、やがて母の師匠の目にとまり、ついには先ごろ出版された絵手紙の入門書にまで取り上げられることになったのです。


姑と嫁との絵手紙交換


姑からの絵手紙

嫁からの絵手紙

《先生の言葉》
受講生の○○さんは、お嫁さんのみきさんに絵手紙をご伝授なさって、
絵手紙でお互いに気遣いあう心と心のキャッチボールをなさっています。
誕生間近の二世を待つ喜びがこちらにも伝わってきます。

そう、これはひなくんがお腹にいるときのもの。この作品を描いていたときの様子はあまり覚えてないけど、どうやらみきさん、例によってグレープフルーツをもらったときのお礼も兼ねてこの絵手紙を描いたのであろうことは間違いありません。(つづく)

《次回予告》

今週出番のなかったひなさん。
次回、絵手紙コンテストの会場で
大暴れ!?

 

 

          

 

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