12月22日の日記「アニバーサリー」 今年も残すところあとわずかになりました。 年末といえば、みきさんと付き合い始めた年の大晦日、時には普通のカップルらしくカウントダウン花火イベントを見に行く企画を立ててみたのですが、大渋滞を乗り越えてギリギリで会場に到着するなり、「まだ間に合うから」とみきさんが駆け込んだトイレのカギが壊れ、個室の中から聞こえてくる「あれ? あれ?」という声を聞きながら、打ち上げが始まったおめでとうの花火を見上げて、「ああ、この人とはこれからも、ずっとロマンチックな場面をすごす事はないのだろうなあ」と、思ったものでした。 さて、12月22日はそんな僕達の結婚記念日だったりするのですが、過去2回この日をどのように迎えたのか、昨年のクリスマスイブにあいさんに送ったメールから窺い知ることができます。
ということで、今年の結婚記念日はみきさんちで山芋パーティーに決定。 ――――――――――――――――――――――――――― でも、せっかくの日曜日でもあるので、パーティーが始まるまでの時間に、いつもお世話になっているひでちゃんちの貞子おばあちゃんにクリスマスのお花をプレゼントしに行くことにしました。夫婦間ではもう絶対ありえない「花を贈る」という行為が第三者にはスンナリできてしまう不思議。 そういえば、ひなくん貞子おばあちゃんに会うのは久しぶり。修行も積んだしもう泣いてしまうことはないよね!
貞子おばあちゃんの名誉のために正確な状況を書いておきます。最初はひなくん大丈夫そうだったのですが、店先じゃ寒いからと優しいおばあちゃんが室内に招きいれてくれた瞬間、見知らぬ風景にびっくりして泣いてしまったのです。 しかし、おばあちゃんにとっては結果がすべて。 ――――――――――――――――――――――――――― 結婚記念日恒例の山芋は今年もおいしかったです。クリスマスは鶏肉をおかずに一応、ワインの代わりにグレープジュースで乾杯しましたが、ケーキもプレゼントもなし。 世間は世間。うちはうち。
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