12月1日の日記「苦情」

「勝手にホームページに写真載せたって言って、ミホ(パンツかぶってた方の姪)が怒ってるよ」
久しぶりの姉と電話。切り際の姉の一言に、ついに来るべき時が来てしまったと思いました。

インターネット上に日記や写真を公開している以上、職場の人であろうと、身内であろうと、誰に見られても仕方がないという覚悟はしています。それでもできれば姉にだけにはこのサイトは見られたくないと思っていました(姉の家にはパソコンがありません)。

物心ついたときから、数々のイタズラや嫌がらせで、僕の心に数々のトラウマを刻みこんできた意地悪な姉のこと、このページを読んだら、きっとほんの些細なことで揚げ足をとり、嵐のように激しい揶揄の言葉を僕に浴びせかけるに違いありません。

案の定、その電話の翌日には「ホームページの記載に誤りがあるので、次の寄稿を掲載するように」とFAXが姉から届きました。

生まれたときからヘビににらまれたカエルの状態のまま大人になった弟に、この姉からの命令に逆らう術はありません。ただ、ネットの世界に不慣れな姉ですから、そのまま掲載するには問題のある箇所や、説明が必要な箇所がありましたので、一部修正のうえ、注釈をつけてご紹介することにします。

はじめまして○○君(注1)の姉です。ホームページを読ませていただき、我が家の貧乏説(注2)をキッパリ否定したいと思います。

まず、あの立派な金太郎人形や兜。その存在を知らなかったですと?! 私たちの姉兄弟は兜のパーツ、ひな人形の刀剣や扇で節句のたびによく遊んだものでした(注3)

弟が行っていないと言い切っている恵那峡ランドにももちろん行き、家族でジェットコースターに興じました(注4)

季節の食を楽しむのに労を惜しまない我が家は長良川の鵜飼で鮎を食べ、三重県という遠くの地まで大皿に盛られたまだ口をパクパクさせているような鯉料理を食べるためだけに出かけたりもしました(注5)

我が家には未婚の長男がおり、何かの間違いで将来の彼の嫁の親御さんがこのホームページを見て、結婚に反対にするというような可能性があるやも知れません(注6)。貧乏説は強く否定します(注7)

曖昧な君の記憶で輝かしい我が家の過去に泥を塗ってはいけません。そしてみきさんの作った料理に文句を言い、ちゃぶ台をひっくり返すなんてもってのほかです(注8)

次回は「素敵!! 誰もが憧れるベストファミリーN家(注9)のすべて」の予定です(注10)

四六四九(ヨロシク)! 

 

(注1)僕のこと。ここでは名前出してないので伏せます。
(注2)5月5日の日記のこと。そんな半年も前の話を・・


(注3)
それはそれは立派なひな人形がうちにあって毎年飾ってた。初孫は得だね。


(注4)僕の記憶違いでした。確かにジェットコースターに乗ったね。でもそれだけじゃん。ヘビセンターやスケートリンクには行ってないぞ。

 

(注5)これも確かに行った。でも小学生低学年が行って楽しい場所じゃないね。

 

(注6)あるか、そんなこと。
(注7)だから貧乏は思い過ごしだったって書いてあったでしょ!

 


(注8)
そんなことしてないし。


(注9)
姉ちゃんち。
(注10)勝手にそんな予定立てないでください。

姉が指摘するように5月5日の日記にはいくつか記憶違いにより正確ではない記述がいくつかありました。お詫びして訂正します。でも、姉が列挙した以外にはもう家族でお出かけの思い出はありません。きっと年平均で1回あるかないかです。貧乏ではないにしても並外れた出不精であることは間違いないでしょう。我が家は。

それにしても、悪口を書いた4月28日の日記ではなく、この日記をクレームの対象としてくるあたり、姉ちゃん意地悪と言われることには全く動じていないようです。そんな姉の家族への意地悪ぶりを知人に告げると、大抵「仲のいい証拠」とか「愛情表現だよ」などと、ほのぼのリアクションが返ってきて、もどかしい気持ちにさせられます。

百歩譲って姉の意地悪が愛情表現だとします。でも槙原敬之の大ファンで、例の事件でマッキーが逮捕されたときに初公判の傍聴券を求めて、裁判所の前の行列に加わってしまうような、あらぬ方向に歪んだ愛情なんていらないもん。

〜別の話〜
「赤ちゃんモデルコンテストの入賞賞品ができましたよ」と、
写真屋さんから連絡。賞品はエントリー時に撮った写真の中から好きなものに額つけてプリントしてくれるというモノ。さっそく受け取りに行ってきました。

写真屋の受付のお姉さん。中身を確認するために額の入った箱を開けるなり、

 

「ぶふっ!」


思いっきり吹き出しやがった。そんなにうちの子の顔がおかしいですか? 


まったく、失礼しちゃう!

 

          

 

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