10月6日の日記「行楽の秋」
前にもこの日記に書きましたが、うちの父母は本当にどこにも遊びに連れて行ってくれない親でした。小さい頃は我慢していたものの(何しろウチは貧乏だと思ってたし)、大人になってからそのことをしつこく指摘し、嫉み続けると、
「ちゃんといろいろ連れて行ったでしょ! あんたが憶えていないだわ!(名古屋弁)」
と、母ちゃん逆ギレ。じゃあどこに行ったのか言ってみろよ。
「四国とか、九州とか・・・モゴモゴ」
それは僕が胎児のときの大旅行のことか? 憶えてられるかそんなもん! ずるいや、姉ちゃん、兄ちゃんばっかり。大体、ウチには九州にも、四国にも北海道にも親戚がいるのに僕が生まれてから結局どこにも行ってないのは一体どういうわけなんだ!
そんな思いをわが子にはさせまいということでもないのですが、先週のマグリット展を含め、9月後半はひなくんを連れてそれはそれはいろいろな場所に遊びに行きました。因果が巡って「憶えてねえよ」と大きくなったひなくんに嫉まれても嫌なので、きちんと記録を残しておきたいと思います。
9月12日 南知多と新美南吉記念館
ウチの母親がたまにはどこかに連れていけとおねだり。休暇をとって愛知県南部の刺身の美味い旅館へドライブ。腹いっぱい旬の魚介類を食べました。帰りには「ごんきつね」で有名な新美南吉記念館へ。疲れたのでみきさんに運転をかわってもらって一眠りして、目がさめたら道に迷っていました。びっくりしました。
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食事をした民宿の窓から漁港を眺める。
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魚市場で嫁姑の買い物が終わるのを待つ。
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幼少の新美南吉とひなさん。
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9月22日「リトルワールド」
あいさん・にしやん夫妻に誘われて、愛知県犬山市にある野外民俗博物館リトルワールドへ。ここでは世界中のいろいろな建物が集められ、各国の生活様式を知ることができます。にしやんとみきさんが、アフリカかどっかの男性の股間に動物の角のようなものをつける民俗衣装について熱く語り合っていたのが印象的でした。
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アラブのらくだと親子。
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ドイツの民家で木馬に乗せたら泣いた。
ケツが痛かったらしい。
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東南アジアの国の牛の神様とひなくん。
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9月23日「愛知森林公園こどもの家」
天気が良かったので、みきさんのお父さんと車で広い芝生広場とこどもの家(児童館)のある森林公園へ。小さい頃にはよく遊びに来た場所は、当時と全く変わっていませんでした。子ども達の群れにひなくんを解き放つと、それなりにみんなの仲間に入って遊びはじめました。そのとき、あらいぐまマラスカルの最終回でラスカルが森へ帰るシーンを思い出し、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。
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他の子どもからは相手にされてませんが、
ひなくん的には楽しそうです。
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おまけ「居酒屋」
僕もみきさんもお酒を全く飲めないのですが、居酒屋の料理は大好きです。みきさん側の親戚のみなさんが開いてくれるひなくんの誕生日パーティーもこのお店で開く予定です。
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僕もみきさんも本来は出不精なのですが、こうしてみるとひなくんのために頑張っていろいろなところに行ってるよなあ。えらいなあ。
ところで、日頃は仕事であまりかまってやれないのを反省して、ひなくんとのスキンシップを図ろうと、行楽の間はベビーカーなどを使わず、ずっとひなくんを抱っこしていました。そしたら、ひなくんが一層、僕に懐いてしまい。最近では朝の出勤時だけでなくトイレに行こうとするだけで号泣するようになってしまいました。
このままで、ひな君は大丈夫なのでしょうか。
―――――――――――――――― おまけ ――――――――――――――――
行楽地によくある例の穴あき看板を見ると顔をつっこまずにはいられないお調子者姉妹
(右は夏の伊勢志摩旅行のもの)
アップ♪
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