9月22日の日記「知恵熱」

ひなたさんくらいの子どものいる家庭なら、どこでも発生している現象だと思うのですが、最近僕が出勤するときにひなたさんが号泣するようになりました。わが子の嗚咽を背に仕事へ出かける瞬間のせつなさは父親の醍醐味ですな。ふむ。

この頃では仕事用のズボンに着替えただけで泣き出すようになってしまいました。この夏、家では短パンで通したので、長いズボンをはくと夜までどこかへ行ってしまうということを学習したようです。侮れないぞ、赤子の知恵。

仕事用のズボン
家庭用短パン

夜仕事から帰ってきたときにも、ひなくんはやっぱり泣きます。一見、子どもに顔を覚えてもらえずに泣かれてしまう仕事人間のお父さんのようですが、ひなたさんの場合は涙を流しながらも、まっしぐらに駆け寄ってくるところをみると、どうやらうれし泣きのようです。


うれし号泣


「まるで私が昼間に虐待をしてるみたいじゃないの」

と、みきさんは不服そう。そういや、うれし泣きなんて不自然だな。ひなたさん、大丈夫か? 何もされてないか?

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そんなひなたさん、2週続けて週末に40度近い熱を出してしまいました。

1週目は、僕が休日出勤だったので、みきさんのお母さんのところに2人で遊びに行っているときに急に発熱。駆け込んだ救急病院の診断結果は単なる風邪だったものの、体温が39度を超えていたため座薬を使うことになりました。

いよいよひなくんの座薬デビュー。しかし、何しろ思い切りの悪いみきさんです。詳しい描写は省略しますが、入れる途中でビビッってしまい、処方された座薬を3つも使い物にならない状態になってしまいました。代わりにみきさんのお母さんが投入したら一回でスッポリ収まったとのこと。やはり経験の重みがものをいうのね。育児って。

ところで発熱してる間、妙に二枚目のひなたさんの写真がたくさん撮れたんですけど、体が弱った人特有の儚きもののオーラが、ひなくんを男前に見せていたのでしょうか。でも、不細工でもいいからやっぱり健康な方がいいですよね。




不細工

よかったね、元気になって。もう病気になんかなるなよ。

 

 

          

 

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