6月16日の日記「一期一会」

今日、晩ごはんのカレーにかけた生たまごの黄身が双子でした。
双子卵との出会いはこれまでの生涯で2回目です。1回目は3歳の時で、たまたま遊びに来ていた叔父さんが割った卵でしたから、自らの手で双子に手をかけるのは初めての壮挙です。

これは、記録に残さねば!

勇んでデジタルカメラを取りに走ろうとしたところ、カレー皿に落下した衝撃で皮膜が破れてしまったのでしょう。黄身はみるみる崩れはじめました。

覆水盆に返らず。こぼれたミルクを嘆いても、もはや取り返しがつきません(英国の諺)。カレーのルーにまざっていく2つの黄身を見ながら、もうこれからの人生で双子たまごに出会うことはないのだなと悲しい気持ちになりました。

 

それはさておき、今週のひなたさん。
何かまた熱っぽいなあと、思う間もなく体中に赤い発疹ができはじめました。ミルクを飲んでももどしてしまいますし、全体的になんだかだるそうです。


だるそう

こんなときに便利なのがインターネット。いろいろな子育てサイトを回ってみるとすぐに疑わしい病気を特定することができました。

その病名は・・・麻疹(はしか)

《解説》
麻疹は大病です!! 予防接種をうけていない1歳前後の赤ちゃんが多くかかります。うつる力が多く、とても重い病気です。

かぜのような症状と熱が3〜4日続いた後、一時熱は37度台に下がり、半日か一日くらいで再び上昇し始めます。この頃から、顔や首、胸のあたりにこまかい赤い発疹があらわれます。
発疹の最盛期は目の充血と相まって顔つきが変わったようになります。この間も、高熱とせき、鼻汁、目やに、口内炎の症状はますます強くなるので、全身症状は悪く、体力を消耗します。普通の経過では発病5〜6日目頃が全身状態の悪いピークになります。

なんか、これでもかというほど恐ろしいことが書いてあるんですけど。

「ねえ、ねえ♪」

どうした、みきさんこんな時にそんなに嬉しそうな顔して。

「ホームページに載せるんでしょ? 
 記念写真、記念写真! 発疹顔の!」

 


このホームページをいろいろな人が見ているという事実が、母性をゆがめてしまっているようです。全くこの母親は・・・。今ホームページで何を読んでたんだ!

症状のピークはもう少し後って書いてあっただろう!
顔つきが変わってからが勝負に決まってるじゃないか!

どうやら父性も揺らいでいます。
そしてその「揺らぎ」が致命的な判断ミスを生んでしまいました。

 

ひなたくん一晩明けたら熱も下がり、発疹もきれいにひき始めたのです。


翌日の様子。発疹がひどくなるはずが・・・

いつものことながらひなくん、あんた丈夫すぎ!

今週は、双子たまごと麻疹。一生に一度あるかないかのチャンスをカメラに収めることに立て続けに失敗してしまった一週間でした。

 

「ねえ、ねえ♪」

なんだよ、みきさんまたうれしそうな顔して。

「これ」

 

あっ!

 

「今朝、また双子が出たから写真とった」

この瞬間、僕の中の「双子たまご株」大暴落。

 

 

       

 

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